itonowa の刺し子キット4種が登場しました。
「刺し子」という技法は同じでも、できあがるアイテムやサイズ、こだわりのポイントは様々。
どれを買えばいいか迷う…そんな方のために、それぞれのキットの特徴をご紹介します。
自分に合う刺し子キットを見つけて、ちくちく夢中になる「刺し子ライフ」を楽しんでくださいね!
刺し子とは
もともと刺し子は、先人の生活の知恵から生まれた技法。
布地が貴重だった昔、一面に細かく糸を刺すことで、
着物の補強や防寒に役立てました。
針を進めていくだけなので、初心者でも大丈夫!実用的な
役割に、装飾が加わった美しい幾何学模様が魅力です。
没頭する時間が日々の癒しに。一目刺しの大判ふきん
昔ながらの素朴な手仕事ですが、生み出される可愛らしい連続模様は現代の私たちが見ても素敵な模様ばかりです。 模様が素敵な一目刺しですが、複雑そうに見えて作業はいたってシンプル。 刺し方は模様や配色により異なりますが、基本的にはたて・よこ・ななめにぐし縫いで針を進めていけば、どんどん 模様が出来上がっていきます。大判なのでお弁当包みにも
集めたくなるカラフルさ!
出来上がりサイズは約38×38 ㎝と大判。作るのに時間はかかりますが、始めるとその手が止まらない、まさしく没頭
するのにぴったりなキットです。1枚できあがったら、もう1 枚。どんどん集めたくなりますね。
バッグで伝統模様を毎日に取り入れよう
岩手県大槌町の大槌刺し子さんとコラボした、刺し子を
施したバッグのキット。
どこか懐かしいけれど古臭さは感じさせない、シンプルで
飽きのこないデザインです。伝統民芸品にありがちな渋い
色合いはあえて避け、軽快な印象でファッションに合わせ
やすいカラーを選んでいます。
オリジナルタグ付きで、完成度高く仕上がります。
草木染めの刺し子糸でやわらかな色合いのふきん
こちらも大槌刺し子さんとのコラボ商品です。刺し子糸は、植物の根やつぼみ、皮などから抽出した染料を使う「草木
染め」で染め上げました。じっくり時間をかけて染める草木染めの、やわらかな色合いをお楽しみください。
草木染めの刺し子糸
大槌町の風景をデザインに
2011年3月の東日本大震災で避難所生活を余儀なくされた女性たちが、針仕事を通して生きる喜びや希望を見つけてほ
しい。そんな想いから始まったのが「大槌復興刺し子プロジェクト」(現在の大槌刺し子)でした。
現在は、刺し子を通して「おおつちを元気にする」「手仕事の価値を伝える」ことをビジョンに、海と山に囲まれた自然
豊かな大槌町で活動されています。
サクッと手軽に楽しみたい!コースター
達成感がすぐ味わえるサイズ感
最後にご紹介するのは、刺す範囲が少なくて気軽に完成さ
せられる刺し子のコースター。1枚約3~4時間あれば、
仕上げることができますよ。ふきんに挑戦してみたいけど、
完成させられるか不安…という方は、まずはコースターか
ら始めてみるのがおすすめです!